台湾訪問レポート（片上大輔六段）

片上です。
先日、台湾に将棋とどうぶつしょうぎの普及活動に行ってきました。

こちらは台北支部の例会にて。市内中心部にある、オフィスの一角で行われています。
感想戦では、中国語の通訳に入ってもらうことも。
皆さん貴重な機会を逃すまいと、２局・３局と挑戦していただきました。終盤で間違えてしまった将棋がたくさんあり、しっかり腰を落とせばもっと下手が勝てたかもしれません。
台北支部の例会は月に１回のペースで開催されているようです。興味のある方は、支部のHPをご覧ください。
http://blog.roodo.com/shogiintaiwan

続いてこちらは紀伊國屋書店さんでの、どうぶつしょうぎイベントの模様。
店内にあるオープンスペースに机を並べて、ルール説明→ミニ大会、という流れで３クール行いました。
通訳はライオンさんです。

正直なところ、いくらどうぶつしょうぎのルールが簡単と言っても、わずかな時間説明しただけでできるのかどうか、半信半疑でした。
しかしこれが、できるんですね。
ゲームは国境を越える、ということを実体験した瞬間でした。
中にはすでに知っている子もいたようでしたが、初めて覚えた子のほうが多かったように思います。
参加してくれた子どもたちの中には中国語だけ、あるいは日本語だけしか話せない子もたくさんいます。そんな子どもたちが小さな盤をはさんで、相手に向き合っている姿には感銘を受けました。
おまけに食べ物の写真。実はこっちが真のお目当てです（笑）


台湾は食べ物がおいしくて、街には活気があって、おまけにみんなとても親切で、素晴らしいところです。
次の機会が待ち遠しい！
（六段　片上大輔）