6/29(水)第五回「将棋対局~女流棋士の知と美~」レポート
6/29(水)に紀伊國屋サザンシアターにて「将棋対局~女流棋士の知と美~」が
開催されました。
まずは出演者全員のご紹介。
森内俊之九段に開会のごあいさつをいただきました。
最初のプログラムは北村桂香女流初段 対 和田あき女流初段による早指し対局。
和田女流初段はこの春、大学進学に伴い関西移籍。
学年は違いますが同じ立命館大学で学ばれているお二人です。
使用した将棋盤・駒台は吉田将棋碁盤店様、駒は北田如水様より
ご提供いただきました。
読み上げは、女流棋士を目指して修行中である研修会員の小川詩織さんと黄晟佳さん。
はじめての経験ということで、2人ともたくさん練習をしてきてくれました。
いつか対局する姿を見るのが楽しみですね!
和田あき女流初段の先手で開始した早指し対局は、北村桂香女流初段の角交換振り飛車となり
北村初段が積極的に攻めて勝利をおさめました。
そして後半は長谷川女流二段 対 伊藤沙恵女流二段による特選対局です。
お二人はまだ公式戦では対局をしたことがないとのこと。
対局前の意気込みを聞いたところ、にこやかに答えて下さるお二人。
読み上げ、記録は早指し対局を終えたばかりの北村桂香女流初段、和田あき女流初段。
振り駒で伊藤沙恵女流二段が先手となりました。
対局が始まると、開始前と打って変わって厳しい表情。
長谷川女流二段の作戦は石田流。
解説は森内俊之九段と中井広恵女流六段。
途中、大盤解説で指し手が追えなくなるハプニングもありましたが、
森内九段のトークで場がなごんでいました。
こういった出来事もライブならではですね。
熱戦を制したのは伊藤沙恵女流二段。
主催の紀伊國屋書店高井社長より目録と副賞が送られました。
その他、ロビーでは撮影会、来場者抽選会、
ステージ終了後には毎回大人気のサイン会なども行われました。
美しい和服姿、熱戦が繰り広げられた対局、お楽しみいただけたでしょうか。
「将棋対局~女流棋士の知と美~」も今回で五回目を迎えました。
「舞台を観るように将棋を観る」というコンセプトのもと、次回も
パワーアップした内容でお届けできるよう企画していく予定です。
詳細が決まりましたらTwitter、Facebookページでお知らせしていきたいと
思いますので、ぜひチェックしてくださいね!
お楽しみに!
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた棋士の皆様、ご協賛社の皆様、
主催の紀伊國屋書店の皆様、ありがとうございました。